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家庭用インクジェットプリンタで基板が作れちゃう AgIC

先日、実物を見る機会があったため、まとめを書きます

概要
家庭用のインクジェットプリンタで基板が作れるProduct
プリンタを使用せず手書きもできるペンタイプもあり

銀ナノインクを使っているのがポイント

作成方法
インクジェットプリンタにAgICのインクを装着し、用紙は光沢写真用紙か透明プラスチックシートを使う
基板パターン図を何かしらのソフト(EagleでもイラレでもペイントでもOK)で描いて印刷する
部品を付けたいところに導電性の接着剤か導電性テープを付ける
部品を載せて完了

活動内容
東大発のベンチャー企業でクラウドファウンディングkickstarterにて目標資金3万ドルに対し、約8万ドルを調達
WEB販売も始めており、2014/6月~8月に発送予定

競合品
(1)導電インクペン
http://www.switch-science.com/catalog/1529/
一言でいうと絵の具。
ぐにゃっとしていて、厚みがあり、乾くまで時間がかかる

(2)テクノペン
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gT-06356/
一言でいうと修正液
厚みはないが、乾くまで時間がかかる

(3)Circuit Scribe
http://jp.techcrunch.com/2013/11/22/20131121circuit-scribe/
一言でいうとボールペン。すぐ乾く
ペンだけで言うとほぼAgICと同じ
AgICはプリンタのインクとしても提供しているところに優位性がある

(4)3DプリンタEx1
http://jp.techcrunch.com/2013/11/12/20131111ex1/
基板パターン作成専用の3Dプリンタ。
木材、ガラス、プラスチック等、紙以外の素材にも印刷可能。
AgICは専用プリンタではなく、家庭用の汎用的なプリンタで作成できるところに優位性がある

部品もプリントアウトできないの?
一部は可能。
ただし、部品そのものをプリントアウトするのではなく、パターンの形を工夫することにより部品と同じ特性にします
140417_InstantInkjetCircuits2.png
YouTube"https://www.youtube.com/watch?v=V0AHc3CA9NU#t=162" 2:42より引用

・抵抗(画像左上)
抵抗値は、抵抗率をρ、パターン長をL、 厚さt、パターン幅w とすると以下のような式で書けます
R = ρ × L / (w × t)
ここで、抵抗率と厚さは一定値Aとすると
R = A ×L / w
つまり、抵抗値は、パターン長が長いほど大きく、パターン幅が長いほど小さいため、その値を調整することにより抵抗に置き換えることが可能です。

・コンデンサ(画像下)
一例としてinterdigital Capacitorと呼ばれる配線を描けばコンデンサになります。
ただし、高周波向けで容量は非常に小さいため、一般的な電子工作では不向きだと思われます

・コイル(画像右上)
一例としてmeander line Inductorと呼ばれる配線を描けばコイルになります。
ただし、同様に高周波向けです

・アンテナ
通常のプリント基板と同じようにパターンアンテナを描けば、アンテナになります。

・スイッチ
紙を折り曲げることにより、スイッチの代替えとして使うことができます。これはペラペラの紙ならではでユニーク!

感想
現段階で使えそうなのは、LEDを使った簡易アート、子供の教育用や、ガーバーデータを基板屋へ出す前の確認などですが、工夫すれば従来無かった面白いモノができる可能性を秘めています。


以上、AgICのまとめでした
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CES2013 #3

CES2013、今年は全3回で、コンパクトにまとめました。
最終回は、ちょいと気になるガジェット集です。


スーツケースガジェット
_DSC9466
Lost luggage、つまり、空港に預けたスーツケースが同じ目的地に着いていないトラブル。
そんなトラブルがあったときに助かるのが "Trakdot "
スーツケースの中に入れておくと、飛行機が空港に到着したときに、到着した場所をSMSやEmailで送ってくれる。
単三電池 2個だけで動く。GPSだけでなく、海外の携帯電話方式であるGSMチップを使っているっぽい

端末価格:$49.99
登録料:$8.99
年間利用料:$12.99

2013年4月~サービス開始


フォークガジェット

口に食べ物を運ぶ動きをモニターし、
食べるのが早すぎる場合は振動やLED点灯で知らせてくれるフォーク"HAPIfork"
USBやBluetoothを通じてスマホへログデータをアップロードすることも可能
フォークは洗浄OK。

得られるデータは以下3つ。
・食事にかかった時間
・何口食べたか
・一口でかかった時間

これらを使って、コーチングやソーシャルゲームとも連携するらしい。
2013 3Qに発売予定


ガーデニングガジェット

Parrot社が開発した、植物の環境をモニタリングしてくれるガジェット"FlowerPower"
以下のようなセンサが付いていて、不足していたり過剰な場合はBluetoothを通じて知らせてくれる。
・肥料センサ
・温度センサ
・照度センサ
・水分センサ

2013年中に発売予定。


以上、CES2013のまとめでした!

CES2013 #2

CES2013のまとめの続き。
今回は、新たな入力インターフェースの紹介です。

LEAP
タッチパネルなどのデバイスに触れることなく、指先やペン先の動きを超高精度で捉える入力インターフェース。


各辺約60cmの立方体領域にある物体であれば、10μmの制度で3次元の動きを検出可能。
10本の指の同時入力も可能で、追従性もかなり高い(レイテンシ3ms)
CMOSセンサと赤外線LEDを使用しているが、特別なデバイスを使っている訳ではない。
センサ方式も従来からあるTOF*
小型で安価なデバイスであるのに、これだけの高精度で検出できるのは、ソフトウエアのアルゴリズムに秘密があるらしい。
$70くらいで2013年2月にBestBuy.comにて予約注文受付開始。

*TOF(Time Of Flight)
赤外線を出し対象物で反射させ、反射してきた赤外線をセンサで捉える。その遅れ時間から対象物までの距離を求める方式。参考説明サイト
ちなみにKincectのセンサ方式は"light coding"というもので、赤外レーザーをあるパターンで広範囲に拡散させ、それを赤外線カメラで撮影する。その拡散した中で動きがあるとパターンが歪むため、それを検出している。参考動画



Tobii
視線を入力にする。Eye trackingデバイス


既に数年前から医療分野など業務用には製品化されています。
原理は、近赤外LEDの光を目に向けて照射し、瞳孔からの反射光を近赤外CMOSセンサで受信して視線の位置を検出。

注目すべき点は、目だけで入力するのではなく、メインは視線入力で補助的にキーボードやマウスを使う点です。
例えば、実行したいアイコンがある場合、そのアイコンを見つめて1つの決まったキーを押すだけで実行される。
マウスでポインタをアイコンに合わせてからダブルクリックをするよりも、明らかに早い。
他にも、文字を目線で追ってゆくだけで、ページをスクロールさせることもできる。
また、地図のピンチ&ズームは、中心のポインタは目で行い、スクロールはマウスを使うことにより、快適に時短で操作が可能となるようです。

今回は一般ユーザー向けの製品"Tobii REX"を発表。2013年春に発売予定。
現在は、開発者用であれば$995で注文可能。

CES2013 #1

明けまして、お久しぶりです。
かなり遅くなりましたが、CES2013のまとめです。

まずは、王道を攻めます。
"テレビ"、"スマホ"、"クルマ"、"カメラ"です。


テレビ
去年までは3DテレビやスマートTVが流行でしたが、今年は4Kです。
ご存じ、4Kとは2K×1K(1920×1080)画素の解像度をもつフルハイビジョンの4倍で解像度4K×2K(3840×2160)画素の映像です。
でも、肝心のソフトやコンテンツは4K対応のモノは現状非常に少ない。
じゃあ意味無いのかと言うと、そうでもなく、以下の2つの楽しみ方が可能です。

アップコンバートする
2Kのカメラ撮影されたコンテンツに対して4Kにアップコンバートしても効果がありませんが、元々4Kのカメラで撮影され2Kの映像に圧縮されたコンテンツには4Kデータの"残骸"が残っていて、それを利用してアップコンバートをかけると効果があるようです。

②自分で撮影する
SONYからは、お手頃な4Kビデオカメラが発売予定なので、自分で4Kコンテンツを作って楽しむという方法もあります。


スマートフォン
Intelは、低価格帯スマホ向けのAtom Z2420プラットフォーム(Lexington)を発表
新興市場に向いていると言うことで、インドやケニアのスマホで採用が決まっている

中国のHuaweiは6.1インチの大画面スマホ"Ascend Mate"を発表。デカすぎ。
"Ascend D2"はIPX5/4の防塵防水仕様

SonyはXperia Zを発表
・画面オフ時にアプリをオフし、画面オン時にアプリを再起動する"スタミナモード"
・高画質化技術 "モバイルブラビアエンジン2"
・フルHDで"HDR動画"を撮影可能な1300万画素のカメラ
・従来の裏面照射型と比較して暗所での撮影能力が向上する裏面照射型CMOSセンサー"Exmor RS"
・NFCを利用して、タッチするだけで機器間を簡単に接続できる"ワンタッチ機能"
スマホ最強スペックで、2013春に発売されます。


クルマ
・Audi Piloted parking

スマホでササっと操作すれば、バレーパーキング(ホテルの正面玄関前などで車を乗り捨て、あとは係りの者に任せるという駐車システム)を無人で自動操縦するデモを実施。今回のシステムでは、建物の入り口付近や駐車場内の各所に大量にレーザースキャナーを配置し、これを活用しているようです。http://wired.jp/2013/01/11/ces-2013-audi-self-parking/
また、渋滞時にはアクセルペダルを踏み続けることなく走ってくれるレーダークルーズコントロールだけでなく、ハンドルもフリー。

・LEXUS(TOYOTA)の自律走行車両
周囲360°の障害物を検知するレーザーレーダーで、約70m先まで検知可能。
複数のカメラを搭載し、150m先までの障害物や信号・標識を見分ける。
ミリ波レーダーも複数搭載し、障害物や前方の車との距離を正確に測定。
センサーのかたまりです。


アクションカメラ
・GoPro HERO3

こちらは既に2012年12月に発売済みのウェアラブルスポーツカメラ
ダイビング、スキー、スノボ、カヌー、バイクなどあらゆるシーンで身につけて使える小さなカメラ。
スマホからリモート操作も可能。Editionによっては、4K(15P)対応のモノもある。

・ION ADVENTURE
こちらもアクションカメラ。特徴は2つ。
1つは、動きを検出すると録画が始まる"vibrate to record"。
もう一つはノンストップで録画可能なように、SDメモリカードのスロットが2つあること。
2013年3月発売予定

・Ego mini

上記の2つには性能的に劣りますが、とにかく小さいのが特徴。
4cm×2cm×5cmで1080p(30fps)の撮影も可能。Wifiでライブビューも見られるようです。
$200で2013年後半発売予定



組み込みAndroidポータブル #13

第13章 Bluetooth接続

ビーグル君とお散歩を目指すプロジェクト。
今まで操作するのに、有線マウスを使用していましたが、スマートに無線化したい!

120618_BeagleBoard_Bluetooth.png


しかし、通常のスマホのように設定画面でONしようとしても、BlueTooth ONにはなりません
120625_BT.jpg

という訳で、今回はBluetoothを接続できるように設定します。
ちょびっと手間がかかります。
主な手順は以下4つ。

・BT-USBドングル準備(BTハードの準備)
・KernelのConfig設定(BTドライバ組み込み)
・AndroidのConfig編集(Android OSでBT有効化)
・init.rc修正(起動スクリプト修正)



BT-USBドングル準備(BTハードの準備)
そもそもBeagleBoardにはBluetoothのハードは内蔵されていません。
そこでUSBで挿入できるBT-USBドングルを準備します。家電量販店に行けば安く売ってます。
120625_BT-dongle.jpg
数年前に購入したcoregaのCG-BT2USB02CW(Bluetooth Ver2.1+EDR)
もちろん、これ以外でも大丈夫です。


KernelのConfig設定(BTドライバ組み込み)
Linuxでの作業です。
"kernel"フォルダへ移動し、MENU CONFIGを立ち上げる

cd ~/myGingerBread/TI_Android_GingerBread_2_3_4Sources/kernel/
make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-eabi- menuconfig


すると次のような画面が現れる
120620_BTconfig_0.png
操作は、上下キーで項目移動、Yキーで組み込み、左右キーでSelect/Exit選択、Enterキーで決定

"Networking suppport"を選択し、Enterキーを押してサブメニューへ進む
120620_BTconfig_1.png

さらに"Bluetooth subsystem support"を選択し、サブメニューへ進む
出てきた項目全てをYキーを押して組み込む
120620_BTconfig_2.png

"Bluetooth device drivers"の中も全て組み込んだ
120620_BTconfig_3.png

Exitで戻って"RF switch subsystem support"の中も全て組み込む
120620_BTconfig_4.png

pathを通してから

export PATH=~/myGingerBread/TI_Android_GingerBread_2_3_4Sources/prebuilt/linux-x86/toolchain/arm-eabi-4.4.3/bin:$PATH


makeする

make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-eabi- -j5 uImage


AndroidのConfig編集(Android OSでBT有効化)
BoardConfig.mkを編集する

cd ~/myGingerBread/TI_Android_GingerBread_2_3_4Sources/
emacs device/ti/beagleboard/BoardConfig.mk


開いたファイルの一番下に以下の文を追記

BOARD_HAVE_BLUETOOTH := true


Androidをビルド。5分くらいかかった。

$ make TARGET_PRODUCT=beagleboard OMAPES=5.x -j5


out/target/product/beagleboard の中のファイルについて
以前作ったandroid_rootfs フォルダの中身を消すか、フォルダ名を変えて退避
android_rootfsフォルダを新規作成
rootフォルダ以下の中身全てをandroid_rootfsフォルダにコピー
systemフォルダをandroid_rootfsフォルダにコピーする


init.rc修正(起動スクリプト修正)
TIのPorting Guidesを参照すると分かりますが、UARTドライバーのポート名?を変更する必要があります。
"Starting 2.6.37 kernel, UART driver is changed to use ttyO* instead of ttyS*"

init.rcというファイルがandroid_rootfsフォルダにあるので編集する
右クリックgeditで開いて編集可能
4箇所、 /dev/ttyS1 という所があるので、/dev/ttyO1に変える


後は、前回と同様の作業を行うだけ!

Android File Systemが作られた位置へ移動

cd out/target/product/beagleboard


android_rootfsをimageへコピーする
Toolの中にある mktarballシェルスクリプトを使って、今作ったフォルダ android_rootfs を rootfs.tar.bz2 に圧縮してimageフォルダへコピーする

sudo ../../../../build/tools/mktarball.sh ../../../host/linux-x86/bin/fs_get_stats android_rootfs . rootfs rootfs.tar.bz2
cp rootfs.tar.bz2 ../../../../../images/


microSDカードに書き込み

cd ../../../images
LANG=C sudo ./mkmmc-android.sh /dev/sdc MLO u-boot.bin uImage boot.scr rootfs.tar.bz2



結果
microSDカードをBeagleBoardに入れ立ち上げると、BTマークが表示されました。
120625_BT2.jpg
成功!!


ポイント
KernelのConfig設定で、"RF switch subsystem support"の中をincludeし忘れていて、かなりハマりました。
つまずいた場合は、シリアルで繋いでAndroid起動後に、"hciconfig"や"hcitool scan"コマンドが効くか試してみるべし


参考にしたサイト
知らんがな(Gingerbread (Android 2.3.4) on BeagleBoard-xM Rev.C)
TI-Android-GingerBread-2.3.4-DevKit-2.1 DeveloperGuide

CES2012 #4

Kinect情報続きです。


OpenNI Arena
OpenNI Arena」とはkinectのアプリをダウンロード・アップロードできるサイト。
kinect版のapp store、android market といった感じで、ちょっと数が少ないが無料でダウンロード可能。
この中で面白いアプリを紹介

動きに合わせて、かなり派手にグラフィックが変化する。 BGMはiPodでもPCにある曲でも何でも再生可能。
他にも有名なkamehamehaなどもダウンロード可能


Kinect fusion
通常、kinectはどこかに固定して置いておくものだが、逆にkinectを手に持ち積極的に動かして3Dモデルをリアルタイムに作成する



その他のセンサー
MicrosoftのKinectやAsusのXtionはPrimeSense社が開発したセンサを使用している。
それ以外のセンサの紹介。

前半は3Dモデルのペイントに特化した「Leonar3Do」
birdと呼ばれているエアブラシと3Dメガネを装着したシステムでeye trackingにも対応
後半はkinectに競合しそうなセンサー「softKinetic」社の試作品
50cmの至近距離で指までも認識する


以上、kinect情報でした。

CES2012 #3

2010年11月に発売されたXbox 360用デバイスのKinect。
ジェスチャー認識と音声認識を使って、コントローラー無しでゲームが楽しめ、既に全世界で1800万台以上売れている。
CES2012を中心に、最新のkinect動向をまとめてみた

Kinect for Windows
これまでゲーム機Xbox360専用デバイスであったが、正式にPCに接続可能で商用利用可能である「Kinect for Windows」が2012年2月1日にリリースされた。販売価格は249ドル。
機能的な改善点として、PCなどで使いやすいようにセンサーから40cmの距離で身ぶりを認識できる「Near Mode(近距離モード)」が追加となった

※この動画に映っているのは初期kinectです

トヨタ自動車やボーイングを始めとする多くの企業がKinect対応アプリを開発中。
Siemens、Citigroup、American Express、Unileverなどでも既に採用を決めている


インタラクティブなTV番組
CES2012の基調講演でデモされていたXbox 360+Kinect専用のセサミストリートを使ったTV番組。
Kinectを使って番組と双方向のやりとりを行なうことができる。


例えば、ユーザーがTVに向かってモノを投げるジェスチャーを行うと、TVの中のキャラクターが持っている箱の中にココナッツが投げ込まれたり、ユーザーの姿がTV画面の中に取り込まれキャラクターとゲームしたりできる。


バーチャル試着
CES2012のMicrosoftのブースにてデモされていた展示
ジェスチャー操作だけで服の試着が可能。



続く。

CES2012 #2

いよいよ2012年に登場予定の次期OS Windows8
特徴的な機能をまとめてみました。


Metro UI
正方形サイズのアイコンが並ぶのではなく、長方形のタイルが並ぶ新しいデザイン
タイルは単なるアイコンではなく、リアルタイムに最新の情報を表示するウィジェットとして動く
Metro
従来通りのデスクトップスタイルにも自由に切り替え可能。
デスクトップスタイルはマシンスペックによっては上手く動作しない可能性があるが、Metro UIであればPCでもスマホでも同じように動くのが特徴。


Picture Password
用意した写真にクリックポイントを3カ所設定し、このポイントを順番にクリックするとロック画面が解除される機能


タップだけでなく、線でなぞったり、丸く囲ったりと、オリジナルのジェスチャーでログインができる。
これであれば、パスワードを忘れずに済むかも。


Connected Standby
画面をオフするが、裏ではCPUが動作し、ネットワークに常接していてメールやツィッターなどの最新の情報を更新している状態。復帰は0.3秒以内。
従来のアイドル状態に比べ、かなり消費電力を下げている


ARMに対応
Windows 8のCPUアーキテクチャはx86とARMの両方に対応する。
x86は従来のIntelが開発しているPC向けのプロセッサのシリーズ名で、とにかく処理性能重視で消費電力はあまり考慮していない。
一方のARMは、組み込み機器(スマホやタブレットなどの電子機器)向けのCPUアーキテクチャであり、とにかく低消費電力重視で処理性能を高めている。
x86系はIntelやAMDなど限られたメーカーで、搭載機器のターゲットは、ほぼPC向けのみであるのに対し、
ARMは様々なICメーカーのプロセッサに採用されていて、様々な電子機器に搭載されているため安い(単純には比較できないと思うが)


すべてのWindows 7端末で動作する
逆に言えば、デスクトップスタイルとしては革新的な変化は無いということ。
一方で、Windows7が普通に動いているPCであれば、スムーズにWindows8に移行できる安心感もある。


以上の事から、Windows8は明らかにスマホやタブレット向けに開発されていることがわかる。
さらに、スマホやタブレット専用OSではなく、従来のPCのOSとしても使えることから、Metro UIをベースにPCもスマホもシームレスに扱えるようにしている。
近年、AppleやGoogleに押され気味のMicrosoftであったが、今回のWindows8で、スマホ・タブレットとPCとの垣根を取っ払い、王者の座を取り戻すことができるか? 
2012年はMocrosoft注目の年です。


CES2012 #1

明けましておめでとうございます。(遅っ)
今年も他人のふんどしを借りてCES(Consumer Electronics Show)を解説してゆきます。
まずはダイジェスト動画からどうぞ。



Microsoft [0:28~]
Microsoftは今年でCESから撤退予定のため、CESで最後の基調講演となった。
CEOスティーブ・バルマー氏による「Windows 8」「Kinect」の話
ビル・ゲイツ氏の懐かしい映像も。

Ultrabook [1:29~]
intelが提唱する薄型軽量ノートPCカテゴリ「Ultrabook」
タッチセンサーに加速度センサやジャイロセンサなども搭載する動きもある。

SamsungのSmartTV [2:38~]
音声認識、ジェスチャー認識によるリモコン制御が可能なテレビ

SONY [3:10~]
俳優ウィル・スミス氏と歌手ケリー・クラークソン氏が登場。
新たなスマホ2機種と「Crystal LED Display」などを出展。

TOSYの人型ロボット [3:41~]
歌手ジャスティン・ビーバー氏が登場。
ロボットはリモコンで操作可能で、音楽プレーヤーにもなり、ダンスも可能。

Behriingerの超巨大なiPod dock [4:10~]
とにかくデカ過ぎるiPodドックスピーカー iNuke Boom。
iPodがゴマに見える。

ioSafeの超堅牢なHDDとSSD [4:42~]
ケースはアルミもしくはチタンの塊
去年はショットガンで撃っても大丈夫だったが、今年は100万ボルトの電圧を浴びせても大丈夫というデモを行った。迫力満点。


以上CES2012ダイジェストでした。

CES2011 #10

最後にTabletとSmart TV以外に見つけた興味深い展示を紹介します。

Microsoft Avatar Kinect
Xbox360+Kinectにて、アバターを通して複数の人とボイスチャットできるアプリ。
下記の動画の冒頭では、MicrosoftのCEOがAvatar Kinectを使ってデモしてます。

ジェスチャーだけでなく、スマイルや眉毛を動かすなどの表情にも対応できるらしい。
2011年春にXbox LIVEのゴールドメンバー($50@Year)に無料で提供される予定。


Microsoft Surface
こちらもMicrosoft。
複数のユーザーが直感的に操作できるテーブル型のPC。

2007年頃から発表しているが、今回はディスプレイのピクセル自体が赤外線センサーになる「Pixel Sense」技術により、紙に書いた文字も読み取れるようになったらしい。
まずは銀行(ロイヤル・バンク・オブ・カナダ)で採用される予定。


SHARP i cubed wall
60inch液晶が64枚(正面に16枚、左右それぞれに8枚、天井と床にそれぞれ16枚の合計)並べられた展示。

iの意味は、Information、Intelligent、Imaging の事だとか。
コンセプトモデルだと思いますが臨場感抜群ですね。


以上、大変長くなりましたがCES2011のレポートでした。

CES2011 #9

これまでは、海外のSTBばかりでしたが、日本でもユニークなサービスがあります。

ガラポンTV
いつでもどこでもワンセグ放送を1か月前までタイムシフトして見られるTVシステム


主な特徴
・テレビ1か月分をまるごと録画
⇒ワンセグ放送を24時間×30日×7チャンネル全て録画

・ロケーションフリー
⇒ネットに繋がる端末があれば、いつでもどこでも見られる

・TV番組内を検索
⇒ワンセグの字幕を検索できるので、見たい場所から再生できる

・ソーシャルサービス
⇒チャンネルや放送時刻をURLで指定できるので、ガラポンユーザー同士であれば、面白かったシーンなどを簡単に共有できる。

ただし、注意点として本体価格の他、月額サービス料(料金未定)が必要になるかもしれません。
現在、ガラポンTV弐号機を開発中らしいです。
http://garapon.tv/


スマート家電
CESから話題がそれてしまいましたが、TVに限らず今後は様々な家電製品がネットに繋がります。
Samsungのインターネット接続対応冷蔵庫。

冷蔵庫内の温度管理や食材の管理などの他、
扉の液晶画面でアプリが使え、Twitterのチェックやインターネットラジオも流せる。
2011年5月に発売予定。


以上、長くなりましたがCES2011 Smart TV関連の話題でした。

CES2011 #8

欧米では現在、既存のテレビに繋げて使えるSTB(Set Top Box)が人気です。
以下、CESの動画ではないですが紹介します。

Roku
2008年頃に発売され、NetFlix Playerとして話題になりヒットになったSTB

今では、NetFlixを見られる製品はたくさん出ているため、安さがウリかな。
一番安いモデルは$59.99。
NetFlix、Hulu Plus、PANDORAなどが視聴できる一方、YouTubeは見られないようです。


Boxee Box
主にネット上の無料動画を見るためのSTB。2010年11月に発売された。

リモコンが特徴的で、表面には簡易ボタンのみ、裏面にはキーがたくさん付いている。
HDMI出力対応 1080pフルHD対応 5.1ch出力。
LANは有線でも無線でもいける
元々は2010年1月にソフトウエアとしてPC用に「Boxee」を公開していたものをTV向けにハードウェア化したもの。
TwitterやFaceBookなどを活用して、「友達が見ている動画を見る」などといったソーシャル的な使い方に力を入れているのが特徴。


Apple TV
元々2006年に発売された第1世代から大幅に刷新された第2世代のApple TV(2010年9月発売)
日本でも2010年11月に発売されている

iTunesで映画を購入したりレンタルして見られるようになった。YouTubeも見られる。
サイズの小ささと、$99というお手頃価格もウリであるが、iPhoneやiPad内の動画や音楽をApple TVで再生させる「AirPlay」が特徴。


今後のニーズ
そもそも最近のTVやPS3やXbox360などでも動画配信やWEBサイトを閲覧することは既に可能です。
「電源ONですぐ使える」「煩わしい操作がない」という本来のテレビの感覚で様々なコンテンツを見られることが、今後のニーズではないでしょうか?
そういう意味では、「ソファにもたれてテレビを見る感覚」を目指したYouTubeの「Leanback」は最適です。
キーボードの「↑」「↓」「←」「→」「Enter」だけで、動画を次々と見ることができます。

http://www.youtube.com/leanback
※「F11」などで全画面表示にすることをお勧めします

CES2011 #7

インターネットと融合したTVシステムは、前回紹介したGoogle TV以外にもたくさん出ています。
今までは、インターネットTVとかIPTVとか、Connected TVなどと呼ばれていましたが、CES2011では、「Smart TV」という呼び名が広まりました。

LGのSmart TV

特徴は、Wiiのようにポインターが画面に現れるようなリモコン「Magic Motion Remote Controler」
他にサービスコンテンツとして、現在のGoogle TVには無い「Hulu Plus」に対応。

Samsungのブースでも同様な独自のプラットフォームを使ったSmart TVが展示されていました。
Panasonicも独自のプラットフォーム「VIERA Connect」を発表しています。
他にも中国のHaier(ハイアール)や東芝などはYahooのプラットフォーム「Yahoo! Connected TV」を採用。

その一方で、SONYはYahoo! Connected TVも採用。逆に東芝やSamsungはGoogle TV及び対応製品も出す予定です。
このように、まだまだSmart TVのプラットフォームは固まっていない状態です。

これだけSmart TVが沸いている要因として、欧米でのコンテンツが充実している点があります。
例えば以下の2つ。
NetFlix
米国でのVODサービス。ストリーミングとDVD郵送でビジネス展開。主に映画。
日本で言うところのDMM.comに近い。

Hulu
テレビ局と提携して、ユーザーへ見逃したテレビ番組などを無料提供している。
主にドラマやテレビ番組。
より多くのコンテンツが見られる有料版の「Hulu Plus」も最近始めた。

ちなみに、いづれも日本からは視聴できません。


続く

CES2011 #6

今年のCESでもテレビは活気にあふれていました。
薄型テレビはさらに薄くなり、3Dテレビは眼鏡不要なグラスレスモデルも多くでてきました。
そして、これから標準になりつつあるのが、インターネットと融合したテレビです。

Google TV
2010年10月にアメリカで発売済みのGoogle TV。

スタンドアローンタイプ(テレビと一体型)とセパレートタイプ(既存のテレビに繋げて使うSTB)が発売されています。
スタンドアローンでは24inchで$599.99と非常に安いSONY製品が魅力的(他に32,40,46inchがある)。セパレートでは、Blu-rayプレーヤー付きのSONY製品($399.99)とLogitech製品($299.99)があります。

↓Logitech Revue


これまでもアクトビラやApple TVなど、インターネットと接続したTVシステムは既にあります。
一体何が違うのか、まとめてみました。

・オープンである点
⇒現在、Google、Intel、Sony、Logitechの4社がAndroidをベースに共同開発しているが、2011年後半にはソフトウエアがオープンソースになる。
つまりAndroid Phoneと同様に、どのメーカーでも簡単にGoogle TVが作れるようになる。
これはユーザーには直接的に関係ないが、ネットTVが発展する大きな要因に。

・シームレスに視聴できる点
⇒例えば、コンテンツ視聴途中でWEB表示を行った場合でも、Picture-in-Picture機能で最前面に小窓でコンテンツを表示し続ける。

・全てのWebにアクセスできる点
⇒テレビとWEBを横断した検索はもちろん、Flash対応や全てのWEBサイトを閲覧できる。

・Androidアプリをダウンロードして動かせる点
⇒Android Marketに公開されているアプリを動かせる。例えばそのままゲーム機にもなってしまう。

・スマートフォンがリモコンになる点
⇒iPhoneでもAndroidでもリモコン用のアプリをダウンロードすれば、スマフォがリモコンになる。
例えば音声検索など、リッチな使い方ができる。



全ての機能はパソコンでできてしまうのですが、以下の点が大きく違うところでしょうか。
・大画面でソファーでくつろいで家族みんなで見られる点
・PCのように積極的に動画を検索して選ばなくても見られる点

一人暮らしで、あまり大きなテレビが置けない人には恩恵が無いかもね
ちなみに日本での発売は未定。

CES2011 #5

タブレットそのものの紹介は終わりですが、ちょっと休憩してタブレット関連の紹介です。

iCade
iPadをレトロなアーケードゲーム機にしてしまう製品

ジョイスティックと8つもボタンが付いてて、iPadとはBlueToothで通信。
iPad側にアプリを入れれば、即ゲーセンに早変わり。
2011年の春に$99.99で発売。
元々、去年のエイプリルフールのジョークだったらしいのですが、本当に作っちゃうみたいです。


fling
こちらはiPadに直接ジョイスティックを装着する商品。

2つの吸盤をiPad画面の端につけて、導電性のジョイスティックで検知させているようです。
$24.95で、既に予約受付中。
なかなか良いアイデアです。


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エレクトリックバカ

Author:エレクトリックバカ

ポケコンでプログラミングに目覚め、PICマイコンで電子工作に希望を抱き、来たるべきUGDの時代を夢見て眠る。
そんな うだつが上がらないサラリーメン。
先生、電子工作はおやつに入りますか?




Electric Baka

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